こんにちは!しろもふママです。
12月の某日、とうとう我が家にヤツがやってきました…。
…そう、アデノウイルスです!!
1ヶ月近い期間、次々と家族が病に倒れ、それぞれ違う症状で苦しむという事態になりました。
アデノウイルスってほんとに厄介なんだね。。
まさにいまアデノウイルスと戦っている方、「もしかしてアデノかも…?」と不安に思われている方、我が家の体験談を参考にしていただけますと幸いです。
アデノウイルス 症状の経過(3歳)
0日目
1人目の感染者は、3歳の娘・ちびもふでした。
ウイルス連れてきちゃった♡
この日は保育園のお迎えの際、保育士さんから「ちょっとお咳が出ていました」と報告を受けました。
この頃、保育園の同じクラスでは咳の風邪がずーっと流行っていたのですが、アデノウイルスは流行していないという状況。
2週間前に1人だけアデノウイルスの子がいた、という程度の状況でした。
正直、この日は危機感ゼロでした。
もしかしたら咳の風邪をもらったかなぁ、ぐらいの認識でした。
1日目
この日は土曜日でお休みでした。
娘の起床時、「ん?ちょっと温かいかも?」と思って熱を測ってみると…『38.3℃』。
んーーー、熱が出たかぁ…と思いつつ、子供にとっては38℃前半の熱はよくあることかと思い、しばらく家で様子を見ることにしました。
この日は1日中、38℃前半のゆるめの発熱が続きました。
この日から、極端に食欲がなくなりました。
うどんであればいつも必ず食べていたのに、それも喉を通らない様子でした。
(幸い水分は取れていたものの、少し嫌な予感を感じ始めました…)
2日目
娘が朝起きた際に熱を測ると『37.1℃』でした。
ですので、朝時点では「良かった!やっぱり軽い風邪だったのかぁ」と楽天的に考えていました。
ただ、比較的元気はあったのですが、めずらしく時折「寒い」と言うのと、食欲があまりなさそうな点は母としては気がかりに…。
そうこうしているうちに、夕方になったらまた38℃前半の熱が出始めました。
午前中は元気なのですが、夕方が近づくにつれ娘のわがままが目立つようになりました。
熱の上昇とともに体のダメージが増していたんでしょうね…つらかっただろうなと思います。。
3日目
月曜日になったので、この日は保育園をお休みして病院に行きました。
病院では新型コロナ・インフルエンザの検査をしましたが、ともに陰性。
この時の私はアデノウイルスだなんて全く考えておらず、普通の風邪をひいたのかなぁという軽い考えで病院を後にしました。
ちなみに、この日の起床時の体温は『37.0℃』。
そしてまた、夕方になると『38.4℃』になりました。
この「朝はほぼ平熱だけど夕方になると発熱する」と言う症状、いま思えばアデノウイルスの特徴でもあるんですよね。。(弛張熱というものらしいですね。)
ただ、朝に熱がなくても夕方に発熱するという症状は子供の風邪としてはよくあることなので、
「あと数日したら治るかぁ」ぐらいにしか考えていませんでした。
ちびもふは相変わらず食欲はあまり無し、いつもよりは疲れやすいけれど元気はそこそこあるという状態だったよ。
お腹は一度だけ緩い時があったけれど、次の日にはすぐに治ったので「胃腸炎?!」と思うようなレベルではなかったよ。
4日目
相変わらず、朝の体温は『37℃前半』・夕方になると『38℃前半』になるという状態でした。
この日ぐらいから、鼻水が大量に出始めます。
目やには、起床時にうっすらと出ている状態。結膜炎による充血は全く見られませんでした。
鼻水が出ているし目やにも出るよなぁ…と思いつつも、少しだけアデノが頭をよぎり始めました。
5日目
この日も、症状は4日目と同じでした。
発熱している期間としては、今日で5日目。出口が見えない状況に焦りを感じ始めます。
娘は、発熱してもせいぜい3日程度でいつもは解熱していたので、心配が募り始めました。
「あれ?アデノの可能性が高いのでは…?」という確信に近い考えが浮かび始めました。
ちなみにこの間、他の家族はみんな超健康な状態でした。
嵐の前の静けさな感じがして、それが逆に怖かったです。
6日目
症状はずっと変わらずでしたが、発熱している期間としては6日目となります。
さすがに心配になってきて、この日は病院を再受診しました。
この日はインフルエンザ・溶連菌(喉が赤い&地域で流行ありのため)・アデノウイルスの検査を実施。
結果として、アデノウイルスのみが陽性となったのでした。
発熱が長期化していたので「もしかして肺炎もあるかも…?」と内心怯えていたのですが、原因がアデノウイルスだとわかった点では、少しホッとしました。
病院に行った際にはご機嫌でしたし、相変わらず食欲はないものの水分は取れていたという点もふまえ、お医者さんからは「安静にしていれば、あと1〜2日もすれば良くなりますよ」というアドバイスをいただきました。
7日目
この日、まさかの異変が生じます。
朝から娘の体がほっかほかで、体温を測ってみると「39.6℃」!!
ここからは徐々に治っていくんだろうなぁと考えていた私は、予想外の出来事にかなり焦りました。。
しかも、ここ数日とはうって変わって元気がない。。
俗にいう『ぐったり』とはこのことかという状態で、本人もさすがに辛かったのか、1日の3分の2は眠っているような状況となりました。
この日、熱は39℃台から下がらずでした。
ますます、出口が見えなくなったように感じました。
ただ、これまで中途半端にしか熱が出ていなかったので、「これで熱が上がりきったんじゃないか?」という前向きな考えも浮かびました。
でも、今までで一番しんどそうだったので、ぐったりしている姿を見るのは本当につらかったです。。
8日目
この日、奇跡が起きました。
朝起きて熱を測ると「36.8℃」!久々の36℃台です。
しかも、なんだか本人もスッキリしている様子で、「昨日のあれはなんだったの?!」と誰しもが思うくらい、とっても元気になりました。
食欲も復活!!子供の回復力には本当に驚かされました。
この日以降、咳と鼻水は少し残ったものの、娘が熱を出すことはありませんでした。
アデノウイルスに勝つことができたのです…!(とりあえず1人目はね。。。)
アデノウイルス 症状の経過(大人①)
アデノウイルスの厄介なところとして、『潜伏期間が長いこと』が挙げられるのではないかと思います。
娘の発症から10日たったある日、「もう大丈夫でしょー!」と油断していた頃に私が発症しました。
10日経っても、アデノウイルスのパンデミックは終わらないんですね…!
10日目
突然、おなかがギュルギュルし始めました。。
「これはただの腹痛じゃない…胃腸炎的なやつ…!」という感覚。
お腹がピーピーで、何度もトイレに駆け込みました。
うっすら吐き気も感じましたが、嘔吐には至りませんでした。
幸い、半日程度で症状は治ったのですが、少しでもお腹の調子を良くしておこうと思い、整腸剤の服用を始めました。
胃腸系の症状があったからか、食欲はあまり沸きませんでした。
アデノによる胃腸炎を懸念してトイレは他の家族と分けるようにしました。
(家にトイレが2台あると、掃除は面倒ですがこういう時はありがたいですね…。)
11日目
お昼ぐらいから、なんとなくぼーっとするというか、夢の中にいるような感覚になりました。
「この感じは発熱してるな」と思い、体温を測ったのですが『36.7℃』。
アデノウイルスに怯えすぎか…と思いながらしばらく過ごしているうちに、だんだんと強い寒気を感じるようになりました。
始めのうちは「さっきエアコンの温度を下げたから寒く感じるのかな…」などと考えていましたが、あれ?こたつの中に入りこんでも寒いではないですか…
まさかなと思いつつ、改めて熱を測ってみたらまさかの「39.4℃」!!
こんなに高い熱を出したのは何年ぶりでしょうか…10年ぶりぐらい…?
めちゃめちゃしんどかったのですが、珍しい出来事にちょっと嬉しくなってしまいました(←おい!笑)
ちなみに、この日の午前中にパパも下痢になりました〜↓
でも半日で治りました☆ラッキー☆
(パパは、後日また別の症状が出ます。。)
12日目
朝起きて熱を測ると、まさかの「36.9℃」!!
1日で熱って下がるものなんですね。。
とにかく暖かくして寝たのが功を奏したのかもしれません。(夜中にたくさん汗をかくことができました。)
そして、この日以降、再び発熱することはありませんでした。
しかし、この後1週間程度、ずっと頭がボーっとしているというか、ふらつきがあるというか、熱を測っても平熱なのに身体は微熱状態で何にもする気になれない…食欲もあまりない…という日々が続きました。
あとは、それほど辛くない程度の風邪症状(鼻詰まりや若干の鼻水)は数日続きました。
当時は病み上がりで気合いが足りてないのかな…とメンタル面の問題かと思っていたのですが、今となって振り返ると普通の状態じゃなかったなと思います。
あまりにも高熱が出たので、その影響でぼーっとしていたのかもしれませんね。。
アデノウイルス 症状の経過(6歳)
長くなってきましたが、アデノウイルスの脅威はまだまだ終わりません。。
次は6歳の息子・しろもふが病に倒れました。
逃げ切ったと思ったのに…!チックショーーーーー!
13日目
夜、息子の身体が温かい気がしたので、熱を測ってみると『39℃』!!
おいおい、ウイルスどんだけ潜伏してんねん…
息子の場合は夕方だけ熱が出るということはなく、1日中 38 ℃台〜39℃台の熱が続くという状態でした。
しかし、息子は高熱の割に案外ケロッとしているというか、、、
日頃から家で静かにゲームをして過ごすのが好きなタイプなのですが、発熱したこの日も安静にゲームをしており平常運転という感じでした。
妹と同様に食欲はないようでしたが、不思議なことに風邪症状はほとんどありませんでした。
この後は同じような状態で高熱と食欲不振が4日程度続き、5日目に突然解熱して治る、という形となりました。
高熱の割にあっけらかんとしていたのが不思議でしたね。
よっぽど娘の方がしんどそうでした。(性格の問題??)
アデノウイルス 症状の経過(大人②)
実は、娘が解熱していたタイミングで私の両親に会った日がありました。
その結果、私の父はアデノウイルスに感染してしまいました。(幸い、母は無症状でした。)
本当に会って大丈夫なのかと、会う前に何度も自問自答したのですが…
まだ懸念が残っている時期に会うのは良くなかったなと反省しました。。
17日目
私の父の症状は、下痢でした。
高熱が出たり風邪症状が出たりということはなかったのですが、1週間程度下痢の症状が続いたようです。
両親に会っている最中に私が下痢になってしまったので、気をつけていたもののどこかでウイルスを移してしまったのかもしれません。。
幸い、母は無症状のままで事なきを得ましたが、二人とも一斉に発症するかもしれないという事態に備えて、実家には以下の物資を送っておきました。
父の発症時に活用できたようなので、病気などでお家に篭らなければならない状況の方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考になさってください。
Amazonや楽天では買えないんだけど、こちらの「まいどおおきに食堂のお魚セット」もストックしておくと便利だよ!
アデノウイルス 症状の経過(大人③)
20日目
ブログが長くなりすぎてますね…
そろそろ飽きられてしまっているかもしれませんが、もうこれで終わりです(笑)
最後にパパが発症しました。
症状は『結膜炎』です。
ここまで誰も結膜炎にはなっていなかったので、「アデノウイルスの症状、多種多様すぎでしょ…」ともはや感銘を受けました。
症状は3日程度で治ったと思います。
病院には行かず、こちらの目薬でなんとか乗りきりました。
(こちらの目薬、我が家では『ものもらい』に備えて常備しています。一箱持っていると便利ですよ!)
僕は病院には行かなかったけれど、結膜炎になったら念のため病院を受診することをおススメするよ!
まとめ
アデノウイルスは「症状が長く続く」「潜伏期間が長い」「症状が多種多様」という、本当に厄介な病気です。
自分が罹るのも辛いですし、お子さんが長い間症状に苦しむ姿を見るのも辛いだろうと思います。
なかなか出口が見えず焦りを感じる方もいらっしゃると思いますが、かならず良くなる日が来ると思いますので、心を強く持って闘病なさってくださいね。
もう病気には罹りたくない!強くなるぞーーーーー!
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