こんにちは、しろもふママです!
今回は、息子が0歳の時に経験した『離乳食にまつわるトラブル』をご紹介したいと思います。
離乳食初期の頃、うちの息子には『じゃがいもを食べると口の周りに赤い発疹ができる』という症状が出ていました。
周りの先輩ママさんや子育て支援センターのスタッフさん等に相談しても「そんな症状は聞いたことがない」と言われ、ネットで調べても解決策が見出せず、もうどうしたらよいかわからない状態に…。
しばらくの間は、その謎の発疹のことでかなり頭を悩ませていました。
アレルギーなの?それとも肌荒れなの?どのぐらいの症状になったらお医者さんに連れていくべきなの…?と日々頭の中でグルグルしていました。
もしかしたら同じような症状で悩んでいる方がいるかもしれないと思い、今回この記事を書くことにしました。
わが家の体験談がベースにはなりますが、参考にして頂けますと幸いです。
どんな症状だったのか?
初めて食べた時
初めてじゃがいもを食べさせたのは、生後6ヶ月の頃、離乳食開始後2~3週間の頃でした。
おかゆ・にんじん・かぼちゃ・小松菜…あたりの食材を与えても発疹が出なかったので、「野菜はまぁ大丈夫そうかな…?」と安心し始めていた矢先。
すりつぶしたじゃがいもを食べさせてみたところ、食べた数時間後にポツポツと赤い発疹が出てきました。
この時の発疹の量はほんの少し(2~3つ程度)で、「肌に少し刺激が加わったのかな?」程度にしか思っていませんでした。
3日後
しばらく日をあけて、再トライすることにしました。
新しいじゃがいもを購入し、しっかりとアク抜きをし、すりつぶして食べさせてみたのですが…
今回もポツポツと赤い発疹が。
「これはまずいかもしれない」と少しだけ問題視し始めましたが、当面はまた様子見することにしました。
1週間後
しばらく日も経ったし再トライ!と思い、またもやじゃがいもを新調して食べさせてみました。
…が、今回もやはり発疹が。
しかも、これまでよりも発疹の量が多くなってしまいました。
なかなか治らない上、少しひいたかと思っても授乳する度に赤い発疹が浮き上がってくるように…。
しかも、翌日も発疹は出たままでした。
その時の様子がこちらです。
口の周り以外にも目の周りも少し赤くなり、なぜか肘の裏にも赤いポツポツが出ていました。
わが家の取った対処方法
小児科を受診
あまりに痛々しい姿になってしまったため、急いで小児科にアレルギー検査にいきました。
アレルギー検査は血液検査で、結果が出るまでに1週間ほどかかります。
当面の間は塗り薬を…ということで、ヘパリン類似物質クリームを与えられました。(でも、これは全然効果なかったです…。)
血液採取はママから隔離されて行われました。(そういう病院が多いのかな?)うちの息子はものすごいギャン泣きで、受付にいた看護師さんまで呼ばれて3人がかりで血液採取されてました。10~15分ぐらいかかったかな…。
その間わたしは、待合室で何とも言えない気持ちになって待っていました。
皮膚科を受診
その頃のわたしは「ヘパリンも効かないし、結果が出るまで1週間も待てない!」というテンパりモードだったので、並行して皮膚科にも行ってみました。
症状が酷い時の写真なども見せて、「こんな症状が…あわわわ…あわわわ…」と沢山お話したのですが、お医者さんからは
「よだれかぶれ」ですね
と一言。
あー、良かった!!やっと正体がわかった!!
と思う一方で、
こんなに症状が酷いし、本当によだれかぶれで片付く話かー?!
と疑念を抱きつつ、「これ塗ったら治るわよ」と言われたお薬をもって家に帰りました。
この時は、プロペトとロコイド軟膏というお薬を出してもらいました。
結果
小児科でのアレルギー検査の結果は、陰性でした。
また、皮膚科のお薬を2~3日塗り続けたところ、これまでの日々は嘘だったかのようにきれいな赤ちゃん肌に戻っていきました。
つまり、わが家を悩ませていた「赤い発疹」の正体は『よだれかぶれ』だったということになりました。
正体がわかって本当にホッとしました。ついでに肘の裏も同じお薬で治りました。肌全体が過剰に反応するようになっていたのかもしれません。
その後はしばらくじゃがいもを食べないようにしていたけど、2か月後に食べた時には発疹は出なくなってたよ。
反省点
食事前のクリーム塗布
食事をする前にワセリンなどの保湿力のあるクリームを塗ると、赤ちゃんの肌を”かぶれ”から守ることができます。
ただでさえ、慣れない食事準備で忙しいと思うのですが、離乳食を始めたての頃や新しい食材を与える際にはこのひと手間をしておいた方が後の為になると思います。
わたしはこの方法を知らなかったので、全くできていませんでした。
皮膚科でお薬をもらってからしばらくの間は、プロペト(純度の高いワセリン)で口の周りを保護してから食べさせるようにしていたのですが、これも発疹の出現を抑える役目を担ってくれたのだと思います。
いま思い返せば、発疹が出る数週間前(離乳食開始前)によだれかぶれが出ている時期がありました。それで肌が弱っていたかもしれません。もしお子さんがよだれかぶれなどの肌疾患が出たことがあるのであれば、食事前のクリーム塗布をおススメします。
アレルギー検査の前に、皮膚科に行っても良かった
アレルギー懸念が少ない場合や急性の症状でない場合は、まずは皮膚科に行って相談してみた方が良いかもしれません。
今回アレルギー検査を受けてみて、正直、検査がこんなに大変なんて…と驚きました。(もしかしたら、病院にもよるのかもしれませんけどね。)
うちの場合は、パパが子どもの頃に卵アレルギーや小児ぜんそくなどの疾患をいくつか持っていたため、いずれは1度アレルギー検査に行った方がいいかなと思っていました。
なので、検査の時期が少し早まったんだと考えることにしていますが…
もしそういった遺伝面などでのアレルギー懸念もなく、緊急事態ではないのであれば、まずは皮膚科にかかってみるというのも手かなと思います。
皮膚科のお薬は本当によく効きますよ。もっと早い段階で、気軽に相談しにいっても良かったなと思いました。
もし、小児科でアレルギーや皮膚のことにも詳しい先生がいるのであれば、そこに行くのが一番安心かなと思うよ!
まとめ
わが家の体験談をご紹介させていただきました。
同じ『じゃがいもによる発疹』でも、赤ちゃんごとにその正体や解決策は異なると思います。
今回の記事は、そのうちの一例として参考にしていただければ幸いです。
「この子はじゃがいもを一生食べられないかもしれない…どうしよう…」と焦る気持ちもどんどん沸いてくると思いますが、まずは落ち着いて、出来ることからひとつひとつ対処してみてくださいね。
どうか、じゃがいもがおいしく食べられるようになりますように…
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