こんにちは、しろもふママです!
今回は「授乳中のおっぱいの傷を3日で治す方法」をご紹介したいと思います。
息子はいま1歳半近くになっているのですが、まだ授乳を続けています。
栄養自体はごはんから取れていると思うのですが、おっぱいが安心材料になっているようで…
添い乳をしないと夜は寝ることができません。
やめる気配なし☆
1歳をすこし過ぎたある日、おっぱいに謎の吹き出物ができました。
「えいっ!」とためらわずに潰したところ、おっぱいに見事な傷が…!
もう少しためらえばよかった…涙
息子の前歯は、既にしっかりと生えている状態。
その前歯が傷に食い込み、だんだんと広がっていき…
あっという間に、幅1㎝弱ほど・深さ2~3㎜ほどの切り傷ができてしまいました。
この傷に悩まされること約2ヶ月…。
毎回歯を食いしばりながら授乳していて、すっごく辛かったです…。
今回は、”約2ヶ月間に試してみた様々な方法”と、結果として”一番効果のあった方法”をご紹介したいと思います。
一番効果のあった方法を使ったら3日で回復したよ!!
おっぱいの傷に苦しんでいる授乳中ママさん、ぜひ参考にしてね!!
まずは前提として…
おっぱいに傷ができた場合、一般的には以下の方法を取るのがベストだと言われています。
・哺乳瓶での授乳に切り替える、なるべく傷のある方と反対のおっぱいで飲ませる
→ 出来るだけ傷に触れさせないのが、回復への近道。
・病院(産婦人科)に行く
→ 傷からばい菌が入るかもしれません。悪化を防ぐためにも、可能であれば早めに病院へ…
でも、これが出来ない状況ってありますよね…。
うちの場合は、
”息子が傷のある方と反対のおっぱいを一切受け付けなくなっていたこと”
”おっぱいのことを相談できる産婦人科が近くになかったこと”
から、上記2点をなかなか実行することができませんでした。
特に1点目については、これまで片方のおっぱいに頼りすぎたことをとても後悔しました。バストのバランスも崩れるし…。まだ遅くないママさんは、両方で授乳した方が良いですよ…!
試してみた方法
治すまでに試してみた方法を順番にご紹介していきます。
試してみてすぐやめてしまったものもあるので、あまり参考にならない部分もあるかもしれません。
半分は、わたしの格闘日記として読んで頂ければと思います。
一番効果のある方法を早く教えろ――――!!という方は、上の目次に戻って「3.一番効果があった方法」を読んでね☆早く良くなりますように…。
絆創膏
「とにかく傷を何かでカバーしないと!」
ということで、一番始めにやってみたのが『絆創膏を貼る』という方法でした。
おっぱいを見た瞬間、絆創膏をペリッと剥がされました。結果として、これは全然ダメでした…。
1歳児には無理でした。月齢の低い0歳児の赤ちゃんなら、もしかしたらこの方法は使えるかもしれないですね。(口に入る場所だと、やはり違和感を感じてしまうかもしれませんが…。)
ランシノー
母乳保護の塗り薬として有名な『ランシノー』。
産まれる前に買っておいたのですが、有り難いことに我が家ではこれまで出番がありませんでした。
「やっと出番がきたな!!」と颯爽と棚から出し、数日塗り続けていたのですが…
傷が深すぎて、これだけでは治りませんでした。
というか、”治す”ということ以前に授乳時の痛みが酷く、「まずはこれを何とかしたい!!」という気持ちが先立つように…。
まだ傷が浅いうちであれば、効果はあると思います。ランシノーを塗った上からラップを貼っておくと効果が上がるようですよ!
キズパワーパッド
インターネットで「これは効く!」と紹介されていたので、試してみました。
ちょっと高いんだけど、これで治れば安いものだ…!
絆創膏と違って、キズパワーパッドは息子に剥がされませんでした。
キズパワーパッドは肌になじむ色(透明っぽいベージュ)をしており、かなり”ぴったり”くっつきます。
息子も始めのうちは少しだけ「ん???」みたいな顔はしてましたが…
触っても簡単に剥がせないし、見た目も絆創膏ほどの違和感は感じなかったのでしょう。
「キズパワーパッドを貼っている時の方が、授乳時の痛さは多少緩和されているなぁ」と思い、約2週間ほどキズパワーパッドを貼り続けました。
毎日、お風呂に入る時に貼り直していました。剥がすのは痛かったです…。
結果として、傷の治癒効果があったかというと…
わたしの深い切り傷には効きませんでした。
おそらく、キズパワーパッドで治せる限度を超えていたのだと思います。
でも貼らないよりはマシですし、これで治っている方がいらっしゃるのも事実です。
キズパワーパッドは、こんな方であれば一度試してみても良いと思います。
・傷がまだ浅い。
・とにかく授乳時の痛みを緩和したい。(病院に行くまで、しばらく痛みをしのぎたい。)
ちなみに…「ランシノーを塗った上にキズパワーパッドを貼れば治るんじゃない?!わたし天才!!」と一瞬思いましたが、やってみたらすぐに剥がれてしまいました。キズパワーパッドは塗り薬との併用はできないようです。(説明書にも記載有り)
口内炎の市販薬
2~3週間ほど苦しんでもダメだったので、かかりつけの助産師さんに相談をしてみました。
すると「口内炎の市販薬を塗ると効くよ!」という情報が…!
こちらの薬を入手しました。
息子の口に入る可能性があったため、ステロイド無しのタイプにしました。
(それでも念のため、授乳前に薬を塗った部分は拭いた方が良いと思います。)
購入した後は、『この薬を塗って上からラップを被せる』ということを数日続けました。
こちらはある程度効果があった気がしますが、結果として数日では回復せず…
たまたま実家に帰省する用事ができたため、息子を生んだ産婦人科で一度診てもらうことにしました。
軟膏 + 授乳回数を減らす + 授乳時の抱き方を変える
産婦人科で診てもらいました。
みなさん「あちゃ~…」というリアクションだったため、わたしの傷は割と重症の部類だったようです(えへへ)
あっさり診察が終わり、処方薬として軟膏を渡されました。
(使い切ったのでもう捨ててしまったのですが、おそらく『リンデロン』という軟膏だったようです。”眼・耳科用の軟膏”と書いてあったことは覚えています。)
それと、産婦人科の先生からは「もう1歳過ぎたんだし、これを機に断乳したら?」というお言葉が…。
いや、いきなり無理だろ!と思ったけど、愛想笑いしておきました☆
その後、病院の助産師さんと相談して、「”1日5~6回の授乳”を”1日2~3回の授乳”に減らす」ことを目指すことにしました。
また、授乳時の抱き方は、いつもの”横抱き”から”スクラム抱き”に変更することにしました。
病院に行った日から1週間、すごく頑張りました。
日中はなんとか息子の気をそらし、授乳回数をゼロにすることに成功。(夜はこれまで通り授乳しました。)
やりにくかったけれど、授乳時はスクラム抱きに。
『軟膏を塗って上からラップを貼る』ということを数時間置きに繰り返しました。
結果としては…
ちょっと傷の幅が減ったかな…?ぐらいのものでした。
日中おっぱいが飲めない分、夜の授乳時の息子の食いつきが凄かったんですよね。
だから日中に傷が治りかけていたとしても、夜にまた悪化してしまっていたのだと思います。
これだと、結局どの薬を使っても同じってことだよね…。
「もう一度診せにきて」と言われていたので、1週間後に再度病院に行ったところ…
「これはもう無理だなー。断乳して。」とばっさり。
先生はそう一言だけ言い放ち、去っていきました。
さすがにかなりイラッとしたけど、愛想笑いしておきました☆
その後、助産師さんと相談し、「もうしばらくこの方法を続けてみて、それでも効果が無かったら自宅近くの産婦人科でもう一度診てもらった方がいいよ」と言われました。
助産師さんの優しさだけが救いだったね。
産婦人科に行けばなんとかなるかな!と思っていたので、結構ショックでした。
一番効果があった方法
前置きが長くなってしまいました(汗)
途方に暮れたわたしは、その後助産師さんの言いつけを守り、しばらくは「軟膏+授乳回数減らす+抱き方変える」を続けていました。
…が、軟膏ももう無くなりかけてしまい、抱き方を変えたことで傷の幅も少し広がってしまいました。
「もう本当に断乳するしかないかな…」と思いかけていたその時…!
アイデアが閃きました。
「あ、授乳する時に上下逆にしてみたらどうなるのかな…?」
前歯が傷に当たっていることが、痛みと悪化の原因。
上下逆にすれば、これを避けられるかも…。
ということで、わたしが取った方法はこちらです。
上下逆といっても、『息子を逆立ちさせた状態で授乳する』わけではありません(笑)
添い寝を応用して、『まず息子を寝かせて、次にわたしが息子と反対向きに寝転んで授乳する』という方法をとってみました。
かなり極端なやり方ではありますが、もう後がない状態だったのでこれをしばらくやってみることに。
そしたらね…
痛くなかったんですよ…!授乳してても痛くない…!!!
夜も、この方法で授乳をしてから寝かせました。
面倒ですが、上下逆の授乳をする→息子が寝たら、わたしも寝る向きを正しい位置に変えるという方法をしばらく続けました。
時には上下逆のまま寝てしまうこともありましたが…(汗)
この2ヶ月ほどは、授乳の痛みと恐怖で夜中に何度も目覚めていたので…(涙)
痛みを感じることなく眠れた日は、本当に嬉しかったです!
でも、くれぐれも赤ちゃんが窒息しないように注意は必要だよ!
【注意点】も後で書いているので、読んでおいてね。
そして、上下逆の授乳を3日間続けたところ…
傷はかなり浅くなり、横抱きで授乳しても痛くないところまで回復しました…!
2ヶ月も苦しんだのに、まさかこの方法で3日で治るとは…!横抱きで授乳しても痛みを感じなかった時はすごくうれしかったです。
お母さんよくがんばったね!!!
痛みは引きましたが、念のため、上下逆での授乳は5日間ほど続けたと思います。
現在、切り傷になっていた部分はまだ少しくぼんでいますが、授乳していても痛みはありません。
もう二度と切り傷はできてほしくないです(泣)
外ではこの方法を取ることはできませんが、家の中でこうするだけでも違うと思いますよ!
【注意点】
添い寝全般に言えることなのですが、赤ちゃんの窒息にはくれぐれもご注意くださいね。
特に夜間は赤ちゃんの上にママが覆いかぶさったまま寝てしまう可能性もあるので、添い寝・添い乳に慣れていないママと赤ちゃんにはおススメできない方法です。(慣れている方も、もちろん要注意です。)
夜間にこの方法を取る場合は、赤ちゃんが寝たのを見届けてからママも向きを戻して眠るようにしましょうね!
そのまま眠ってしまいたくなると思うけれど、この方法を取る場合はいつも以上に気をつけましょうね。
まとめ
「授乳時の姿勢を上下逆にする」という簡単な方法で、2ヶ月間苦しんだ傷が3日で治りました。
やはり、”なるべく傷に触れないようにする”ということが、回復への一番の近道だったようです。
お金もかからない方法なので、おっぱいの傷で苦しんでいる方はぜひ一度試してみてください。
傷の位置によってはこれでも痛みを感じるかもしれないし、回復の速さには個人差があるかもしれないけれど…やってみる価値はあると思いますよ!
痛みに苦しんでいる方の傷が、早く治ってくれますように…!
おっぱいを噛まれて痛い!という場合、乳腺炎になりかけているかもしれません。こちらのブログも参考にしてみてね☆
赤ちゃんのママにオススメの記事はこちら!
コメント
おっぱいの傷のお話読ませていただきました(っ´ω`c)逆さま作戦が上手くいきすぎて、思わず声に出して痛くない!っと言ってしまいました笑
傷が化膿してしまってとても痛かったので本当に助かりました涙
卒乳も考えましたがおっぱいを幸せそうに飲むと顔を見てるとまだまだできそうにないです、、、。
少しずつですが、お互いストレス溜めることなく自然と卒乳できるよう頑張ります!
しろもふまま
これからも応援してますので、全国のママのためにも頑張ってくださいね♪
もちたんさん、こんにちは!しろもふママと申します。
嬉しいコメントをくださり、ありがとうございます!!!
仕事が多忙だった上に2人目妊娠などもあり、、しばらくブログを更新できていませんでした。
せっかくコメント頂いたのに、ご返信が遅くなってしまい本当に申し訳ありません。。。
傷が化膿してしまったとのことで、それはかなり痛かったでしょうね((+_+))
お辛い状況でわたしの体験談がお役に立ったとのことで、本当に嬉しく思っています。
結構際どい方法なのでご紹介するのを躊躇ったりもしたのですが、、
迷いながらもこのブログを書いた甲斐がありました。
もちたんさんから頂いた励ましのお言葉を大切にして、これからもブログ更新を頑張っていきたいと思います♪
(ブログ開始して初めてコメントを頂けたので、ものすっごく喜んでおります!)
また折をみてブログ更新していきますので、これからも読んでいただけると嬉しいです。
今後とも何卒よろしくお願いします(*’ω’*)
初めまして!こういうブログにコメントするの初めてなんですけどこの記事を読んで感動したのでコメントしました!
今11ヶ月になる赤ちゃんを育ててるんですけど、授乳が本当に痛くて辛くて化膿寸前ででも断乳したくなくて色々悩んでいたらこの記事に出会いました、なるほど!!その発想は無かったと思いました笑
早速挑戦してみます!こんな有益な情報シェアして頂きありがとうございます。とっても助かりました(涙)
けろみさん、こんにちは!しろもふママと申します。
コメントをくださってありがとうございます!!
最近ブログを書けていなかったもので、返信が遅れてしまって大変申し訳ありません。。
授乳で大変な思いをされていたようですが、その後の経過はいかがですか??
授乳は痛いけれど断乳もしたくないという葛藤、とても良くわかります…!
この記事でけろみさんの辛い思いが少しでも和らいだようであれば、本当に嬉しいです(^^)
私もいま7カ月になる赤ちゃんを育てています。
コロナ禍で何かと思う通りにできない日々が続いているかと思いますが、無理しすぎずにお互い過ごしていきましょうね!!